通勤電車で、ChatGPT Plusの定期請求メールを見るのが習慣になった。
「月20ドル × 6回 = 約2万円」。
半年で2万円。それ自体は問題じゃない。問題は、その2万円で僕の業務が具体的に何分速くなったか、自分でも答えられなくなっていることだ。
同じような人、結構いるんじゃないか。
Xでは「ChatGPTで業務が10倍速になった」みたいな発信が流れてくる。でも、自分の手元では、相変わらず月次レポートに3時間かかっている。この差は、何なのか。
半年使ってわかったのは、「Plus契約していること」と「Plusで成果を出していること」は、まったく別物だった、ということだ。
この記事は、僕と同じく「契約しているけど活きてない」と感じている30代会社員に向けて書いた。Plusを解約しろという話じゃない。むしろ、もう少し続ける意味の作り方の話だ。
なぜPlusだけだと業務に活きないのか(3つの構造的理由)
最初に言っておく。これは性能の話じゃない。
GPT-4o も GPT-5 も、僕らが業務で使う範囲では、もう十分賢い。問題はモデルじゃなくて、使う側の構造にある。
理由1:単発質問の場止まりで、ワークフローに届かない
Plusの画面は、一問一答に最適化されている。
「これを要約して」「これを英訳して」「これに反論して」。便利は便利だ。でも、業務改善の本丸は、複数のタスクを連結することにある。
例えば、僕の営業企画の月次レポート作成は、こんな工程に分かれている。
- 各支店から売上データを集める
- データを集計する
- 前月比・前年同月比を出す
- 異常値を見つける
- 異常値の理由を仮説立てる
- 部長向けに3行サマリを書く
- 投影資料を作る
Plusに「月次レポート作って」と投げても、こんな工程は分解してくれない。自分で工程を分けて、どこにAIを当てるかを決めなきゃいけない。これを教えてくれる場が、Plusの画面の中にはない。
理由2:プロンプトが体系化されない
過去半年、僕は「うまく書けたプロンプト」を、いくつ保存しただろうか。
答えは、ゼロだった。
その時うまく書けたプロンプトは、別のウィンドウで、また同じことを聞き直していた。書いたそばから忘れて、毎回ゼロから始めていた。
これは僕の怠惰の問題じゃない。Plusの設計の問題だ。Plusは「個人の単発体験」を最適化したUIで、業務テンプレを蓄積する箱には作られていない。
理由3:「個人ツール」止まりで、業務プロセスに組み込めない
これが一番大きい。
Plusで何かを効率化できたとして、それは僕の隣の人には共有されない。チームで使えるテンプレにもならない。
つまり、僕がPlusで作り上げた効率化は、僕が異動した瞬間に消える。会社の資産にならない。これでは、社内で「AIを業務に活かしている」と評価されないのも、当然だった。
そして、もっと正直に書く。
振り返ると、僕も社内の誰かが共有してくれたプロンプト集を、コピペして使っているだけだった。自分の手で「人に渡せるプロンプト」を作った手応えは、半年で一度もない。AIを使っているというより、誰かが作ったマニュアル通りに業務をこなしているだけだった。
Plus契約者がやりがちな3つの使い方(全部、効果が薄い)
正直、僕がやっていた使い方を晒す。
① メールの下書き
「クライアントへのお詫びメール書いて」と投げる。
返ってくる文章は、確かに整っている。でも、相手の温度感、過去のやり取り、社内の事情を加味した「あの人向けの一文」にはならない。結局、自分で書き直す。だったら最初から自分で書いた方が早い。
② アイデア出しの壁打ち
「営業企画の新施策、10個出して」と投げる。
10個出てくる。でも、どれも一般論で、上司に出せるレベルじゃない。「壁打ち相手」になっているように見えて、実は何の成果物にもなっていない。時間を使った気になるだけ。
③ Google検索の代替
「○○について教えて」と投げる。返ってくる。でも、信用できないので結局Googleで確認する。Googleを開く時間が2回になっただけだ。
この3つのどれかで止まっているなら、Plus月20ドルは、見えない出費になっていく。
業務に効かせるための「学び方の地図」
ここからが本題だ。
Plusを「使える状態」にするには、3つの土台が必要だと、半年やってわかった。
土台1:業務プロセスを分解する目線
AIを当てる前に、まず自分の業務を工程に分ける。
これはAI以前の話に見える。でも、ここを飛ばすと、何度Plusに投げても「単発の便利」止まりになる。
業務を5-10の工程に分けて、どの工程が「ルール化しやすい」「データが整っている」「反復頻度が高い」かを見つける。そこにAIを当てる。これだけで効果は10倍違う。
土台2:プロンプトをテンプレ化する習慣
「うまく書けた」プロンプトを、必ずどこかに保存する。
僕の場合、Notionに業務別のテンプレ集を作った。今のところ5種類:
- 会議議事録要約用
- 部長向け3行サマリ用
- データ可視化指示用
- 外部メール温度感調整用
- 競合分析の論点抽出用
これが溜まると、Plusは「毎回新しく書く道具」から「テンプレを呼び出す道具」になる。ここで初めて、業務での再現性が出る。
土台3:単体使用から「連携・自動化」へ
そして最後に、「ChatGPT単体で完結する業務」と「複数ツール連携が必要な業務」を分ける。
「営業データを取って、分析して、Slackに通知する」みたいなフローは、Plusの中だけでは作れない。ChatGPT × スプレッドシート × Zapier × Slack のような連携の発想が必要になる。
ここは、独学だと届きにくい領域だ。本を5冊読んでも、断片的にしか繋がらない。
僕も最初は、独学で行けると思っていた。Xのブックマークは、いつの間にかAI活用の投稿だらけになっていた。「あとで読む」が増えていく速度に、自分が読み返して血肉にする速度が、追いつかない。半年経って、ブックマークを開き直してみた。業務に取り込めたものは、一つもなかった。
僕が今選ぶならどの選択肢か(独学か、体系学習か)
ここまで読んで、「で、何を学べばいい?」となるはずだ。
選択肢を、僕は最終的に2つに絞った。
| 選択肢 | コスト感 | 学び方 | 補助金 | 卒業後の出口 |
|---|---|---|---|---|
| DMM 生成AI CAMP | 月額制(月14,800円〜) | サブスク・自分のペースで1,000レッスン受け放題 | あり | コンペで実案件に挑戦できる |
| 独学(本+YouTube+SNS) | 数千円〜 | 自分次第 | なし | 自走できる人のみ |
僕の本音の評価を、それぞれ短く書く。
DMM 生成AI CAMPが向く人
「まず触ってみたい、辞めるリスクを最小にしたい」人。
サブスクなので、合わなければ1ヶ月で抜けられる。1,000レッスン受け放題で、自分の業務に近いケースを探しやすい。コンペで実案件に挑戦できるのも、副業の入口として強い。
迷ったら、ここの無料セミナーだけ一度予約してみるのが、一番リスクの少ない一歩だと思う。
独学が向く人
「既に学習リズムが作れていて、月10時間以上時間が取れる」人。
正直に書くと、僕は「続ける」が一番苦手だ。
英会話もパーソナルジムも、最初の1〜2ヶ月は意気込んで通った。でも、1回さぼった瞬間、ガタガタと崩れていく。「あ、自分はもう完璧じゃない」と思った瞬間、行く理由を見失ってしまう。
完璧主義は、続けるための味方じゃない。続けることを諦めるための、言い訳の道具だ。半年やってみて、それがよくわかった。
だから、独学を選ぶなら、僕みたいなタイプは、まず無理だと思う。強制力のある「場」を持っていないと、たぶん3ヶ月後の自分は、何もしていない。
続けられる前提なら独学が一番安い。でも、続かないなら全部無駄になるのが独学だ。自己評価を低めに見積もって判断したほうがいい。
結論:Plus解約より、「学ぶ場」を1つ持つほうが、半年後が安い
最後にまとめる。
僕が半年使ってわかったのは、
「Plus契約 = 業務効率化」ではなく、「Plus + 体系学習 = 業務効率化」だった、ということだ。
Plusだけを月20ドル払い続けて、業務に活きないままなら、それはただの月額だ。一年で2.4万円、ファミレスのランチ12回分が、何にもならずに消えていく。
そこに月5,000円足して、月8,000円で「学べる場」を持つ。それで、半年後の景色が違う。実はこっちの方が、長期で見たら安い。
僕はこう決めた。
ChatGPT Plusは続ける。同時に、まずDMM 生成AI CAMPの無料セミナーだけ、来週の通勤中に予約する。
予約だけならゼロ円だし、参加して「自分の業務に合わなさそう」と感じたら、それ以上進めなくていい。何より、僕は「今動かないと、来年の自分が同じことを言ってる」とわかってしまったから。
次の一歩
自分の場合、次にやることをこう決めた。
▼ 無料でカリキュラムを覗いてみる(DMM 生成AI CAMP)
公式サイト:https://genai.dmm.com/
→ 60分の無料セミナーがある。営業職・企画職なら、業務応用ケースがイメージしやすい構成。予約だけならゼロ円。合わないと感じたらそこで止めればいい。
▼ マンツーマンで自分の業務に当てはめて相談したい(侍エンジニア AIコース)
公式サイト:https://www.sejuku.net/
→ 専属メンターとの無料カウンセリングが受けられる。「続かない自分」に強制力が欲しい人向け。
どちらも、まずは無料の入口だけを叩いてみるのがいい。「継続契約する前提」で選ばないこと。自分の業務に合うかを確認しに行くだけ、というスタンスが一番失敗しない。
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この記事は、ChatGPT Plusを6ヶ月使った個人の体験と、生成AI関連スクールを比較検討した過程を記録したものです。スクールの効果は個人差があります。最終的な判断は、無料セミナー・説明会で実物を確認した上で行ってください。掲載サービスは提供内容が変更になる場合があります。

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